先輩看護師の紹介
慢性期から急性期への移り変わりを知る人、学校に通いながら働いていた人、
資格を取得しそれを活かす人、子育てをしながら働く人、外科の経験が豊富な人・・・。
新人の看護師も含め、様々な経験を積んだ11名の看護師の紹介をいたします。
Profile 01
Profile 01
看護部長
ふるかわあつし
慢性期から急性期の病院への移行は、看護師にとっても大きな変化をもたらしました。当時の看護師はいろいろな仕事を掛け持っていましたが、急性期を目指すようになってからは多職種で患者さんに関わるようになり、チームで生活を支援していく形が出来上がりました。私たちの意識も、悪いところを良くするということだけでなく、社会に出た時にどこを伸ばしてあげたらその人にとって良いだろう?という方向に変わっていきました。昔と今では精神科の雰囲気も大きく変化しています。それぞれが持つイメージと実際の現場とのギャップが生まれないよう、精神科について私から直接お話させていただいたり、病棟内を案内したりもしています。ぜひ一度足を運んでいただき、精神科について知ってもらいたいですね。
Profile 02
Profile 02
副看護部長
やまぐちはるみ
当院では年間の研修計画を立て、新卒の方・中途の方がともにスムーズに仕事に入れるようそれぞれに合わせた研修体制を整えています。新人職員向けの研修会はもちろん、プリセプターシップ制度によって一人一人の成長を見ながら支援し、中途採用の方には持ち合わせている技術に合わせて不足する部分を担当者がサポート。また、看護学生の実習を受け入れ、多職種連携による手厚い看護を実践してもらっています。子どもの患者さんが多い当院での実習に達成感を感じてくださっているようで、新卒の方も非常に増えてきました。風通し良くアットホームな雰囲気を共有できていることも要因のひとつだと思っています。民間の他の医療機関には無い、温かく充実した教育環境で、ともに学ぶ意欲のある方をお待ちしています。
概要・組織図・沿革
概要
組織図・沿革
病院業務量
医療従事者数
Profile 03
A3病棟 看護師長/副看護部長
おがさわら ひろし(1989年入職)
当院の看護部は、多職種間のコミュニケーションが取れた風通しの良さと、新人を育てる優しい雰囲気が特徴です。特に人材育成には力を入れており、師長をはじめ、多くの看護師が教育面を意識しながら新人に向き合ってくれています。精神科救急病棟・スーパー救急は岩手県に1つしかないということもあり、学びの姿勢で入ってこられる新人さんが年々増えている印象です。そんな意欲的な姿勢はもちろん大切ですが、チーム医療は連携力・コミュニケーション技術が非常に重要となってきます。人として基本となることですが、看護に情熱を持ち、患者さんだけでなく、スタッフに対しても優しさや相手を思いやる気持ちを持てる看護師に来ていただきたいと思っています。
Profile 04
A3病棟 主任看護師
おだしま ふみえ(2009年入職)
私は『皮膚・排泄ケア認定看護師』の資格をこの病院で取得しました。資格を取るためには様々な障害があり一度は諦めようとしましたが、上司の方々や師長さん、院長先生までもが声をかけてくださり、サポートしてくださったんです。病院としても、「資格を取りたい・活かしたい」と思う人をバックアップする体制を整える機会となりました。他院では取得してもなかなか資格が活かせないという声も聞きますが、病棟全体の理解もあり、先生やスタッフを巻き込みながら病院内外でスキルを発揮できています。自分がやりたいと思うことを全面的に後押ししてくれる、とても理解ある病院です。何かチャレンジしたいことがある方や、こういった方針に共感される方にはぴったりの病院だと思います。
Profile 05
外来 主任看護師
なりた こうか(2003年入職)
入職後は慢性期の病棟に配属され、15年目にして初めて外来の配属となりました。病棟とは違って患者さんと接する時間がとても短いため、限られた時間の中で多職種と連携を図りながらの援助がより重要になっているように感じます。多職種のスタッフがそれぞれの専門性を持って患者さんに関わるので、患者さんにも安心感を与えられているのではないでしょうか。当院の安心面と言えば、院内に設置された保育所が挙げられます。私も利用させていただき、休憩時間でも子どもの様子を見ることができたので、安心して仕事に取り組めました。当院はワークバランスをうまく取れる制度が整っています。スタッフの充実した生活が、患者さんにも、お仕事にも良い影響を与えてくれるのではないでしょうか。
Profile 06
A6病棟 看護師
たかはし こうへい(2012年入職)
当院は、病院全体でコミュニケーションを取りやすい環境が出来上がっています。看護師同士が上司部下関係なくフランクに話をすることで、患者さんからも話しかけやすい空気を作り出せるようにしています。病院のスタンスとして、入院後はなるべく早く地域に戻っていただきたいと考えていますが、病院に来たときくらいは安心して過ごせるような空間を提供したいという思いも強く、過ごしやすい雰囲気作りは意識的におこなうようにしています。人間関係の素晴らしさのほか、教育面が充実していることも特徴のひとつです。新しい職場環境に不安を抱えている方や人間関係を気にかけている方は多くいらっしゃると思います。当院は病院全体でのサポート体制が整っていますので、きっとすぐに楽しく働くことができます。
Profile 07
A6病棟 看護師
ふるたて まい(2012年入職)
ここで看護師として働くまでは別の仕事をしており、資格を取るために学校に通いながら当院で働かせてもらっていました。現在は育児時間という制度を利用していますが、子育てをしながら働く環境は十分に整っているように感じています。子どもは院内の保育所に預けており、行き帰りのお迎えがスムーズにできることは働く上で何よりもメリットです。子育てを始めてからは独身の頃に比べてご家族との関わり方をより考えるようになりました。患者さんのことだけでなく、ご家族の気持ちの面も含めて援助することを心がけていきたいと思っています。以前は学校に通いながら、現在は育児をしながら勤務していますが、個人の状況や考え方をとても理解してくれる職場です。ここで一緒に働けることを楽しみにしています。
Profile 08
A6病棟 看護師
かねこ みき(2013年入職)
一般科の病院で外科病棟の看護師として7年間働き、当院では5年目になります。様々な精神科の病院がありますが、見学の際に感じた雰囲気の良さがここを選ぶ決め手となりました。精神科で看護をしている人は誰にでも優しく、それは職員を相手にする時でも変わりません。入職した頃は先輩方の気遣いに救われる場面が何度もあり、そういった経験から私自身も後輩を気にかけたりフォローしたりということを心がけるようにもなりました。7年間外科で経験してきた対応や技術はとても強みになっていて、私にしかできないアドバイスもあると思っています。看護師は何よりも経験をすることが大切です。ここは症例も多く、学ぶ環境が整っています。人として大きく成長できる当院で、ぜひ一緒に働きましょう。
Profile 09
A5病棟 看護師
たかはし のぞみ(2013年入職)
当院には新卒からお世話になっており、今年で6年目になります。急性期の病棟は限られた時間の中でご自宅や施設、地域に退院させていく必要があるため、良い緊張感の中で勤務しています。多職種連携が活発で、退院後の様子を教育支援の先生やケースワーカーさんから聞くとモチベーションにつながりますし、改めて良い環境だと感じます。患者さん一人に対して関わる人数が多いほど自分が知らない患者さんの側面を知ることができるので、チーム医療はとても心強く感じています。みんな非常に勉強熱心で、病院としては学びたいという私たちの気持ちを汲み取り、応援してくれます。周りには知識や経験、技術のある先輩方がたくさんいらっしゃるので、いろんなことを学びたいと考えている方にはおすすめです。
Profile 10プリセプターシップ制度
A3病棟 看護師
いちむら ともや
(2013年入職)
A5病棟 看護師
すずき けんた
(2017年入職)
現在、プリセプターとして指導させていただいています。患者さんへの接し方を注意深く見ながら、良いところを伸ばしてあげることを第一に考えています。新しく入られる方は精神科に対して様々なイメージを抱いているかと思いますが、このように安心して働ける教育体制も整う当院で、ぜひ一緒に精神看護に携わりましょう。
市村智也
学生時代は一対一で指導を受けるという機会があまりありませんでした。実際の現場でひとつひとつの言葉の掛け方や返し方などを細かなところまで具体的に教えていただけるので、とても心強いです。精神科は男性スタッフも多いので、男性看護師の方も少しでも興味があればぜひ一緒に働きたいと思います。
鈴木賢太