入院について
入院が決まりましたら、
入院手続きの流れ
- 来院
-
ご来院の際は「保険証」をお持ちください。
提出書類などにつきましては、後ほどお持ちいただきます。
- 入院について
の説明
-
- ◎ 事務職員より
(1)入院のご案内の内容と当院の個人情報の取扱いについてのご説明。
(2)提出書類(入院保証書、預り金契約書)、医療費のお支払などについてのご説明。
- ◎ 病棟職員(看護師)より
病棟での入院生活や入院時の持ち物についてのご説明。
- ◎ 医療福祉相談室(精神保健福祉士)より
精神保健福祉法についての
ご説明や、医療相談など。
- 各種手続き
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- (1)入院保証書に記入捺印
- (2)保険証提示
- (3)預り金契約(任意)
各種手続きについて
入院保証書などの提出書類
- ◎ 「入院保証書」および「患者預り金等の管理に関する寄託契約書」(任意)は、願人(ご家族)および連帯保証人をご記入いただき、捺印のうえ、入院後1週間以内にご提出ください。
- ◎ 患者預り金の契約書は3枚複写になっていますので、3枚とも忘れずに捺印をお願いします。
預り金契約(任意)
- ◎ 預り金契約については任意ですが、売店(掛買)、床屋、洗濯、おむつ(掛買)を利用する際は預り金契約が必要となります。
事前にご入金いただき、その中から消費分を差し引かせていただいています。
- ◎ 入院時に1万円程度のご入金をお願いします。
- ◎ 預り金手数料として、1日80円いただきますのでご了承ください。
- ◎ 毎月の残高は、翌月の15日頃に入院費のご請求書などと一緒に郵送します。
不足にならないようにご入金をお願いします。
- ◎ 預り金は1F事務窓口での現金入金・現金書留(必ず患者さんのお名前でお願いします)・お振り込み(振り込み先は別紙に記載)でご入金をお願いします。
病衣を利用する場合
- ◎ 病衣を利用する場合は病棟に申込書がありますので、ご記入のうえ病棟職員にお渡しください。
病衣は1日70円の自己負担となります。入院費と一緒にご請求となりますのでご了承ください。
保険証などの確認
- ◎ 入院時のほか、毎月1回保険証を確認させていただきますので、毎月必ず1F事務窓口に提示してください。
来院できない場合はご郵送(書留)いただきますようお願いします。
- ◎ 健康保険証 または 後期高齢者医療被保険者証
- ◎ 重度心身障がい者医療費受給者証
- ◎ 限度額適用認定証(入院費のお支払いが上限額になる手続きをご案内します)
入院の種類
精神保健および精神障がい者福祉に関する法律(精神保健福祉法)では、主な入院形態が次のように定められています。
入院形態 |
適応される状態 |
必要な手続き |
任意入院 |
ご本人同意による入院 |
ご本人が同意書へ署名 |
医療保護入院 |
ご本人の同意に基づく入院が行われる状態になく、精神保健指定医の診察の結果、入院の必要があると診断 |
ご家族などが同意書へ署名捺印※同意者の身分証明書の提示をお願いしています。 |
応急入院 |
精神保健指定医が診察し緊急入院の必要があると判断した場合、ご本人やご家族などの同意がなくても72時間に限って入院 |
措置入院 |
2人の精神保健指定医による診察の結果、入院させなければご自身を傷つけ、また他人に害を及ぼす恐れがあると認められた場合、知事の命令による入院になります。 ※行政職員より、入院について説明が行われます。 |
入院生活に必要なもの
持ちもの
- ◎ 洗面用具一式:洗面器、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、ボディーソープ
- ◎ コップ:プラスチック製のもの(お茶用・歯磨き用)
- ◎ タオル:浴用タオル、バスタオル
- ◎ 履物:室内履き(滑りにくく、音のしないもので靴紐のないもの)
※転倒防止のため、ご高齢の方はサンダルやスリッパなどではなく、介護用シューズをおすすめいたします。
- ◎ 衣類:普段着(入院生活に適した服装、露出が少ないもの)、
下着、靴下(ベルト、紐付きの上着・ズボンは避けてください)
- ◎ 電気カミソリ(男性):充電式または電池式のもの(コード式電気カミソリの使用はご遠慮ください)
持ち込みできないもの
- ◎ 貴重品
多額の現金、預金通帳、印鑑、宝石、銀行カード、免許証などは原則、持ち込みできません。
万が一持ち込まれて紛失されましても当院では責任を負いかねますのでご了承願います。
- ◎ テレビ
- ◎ ガラス類、刃物、ライター、マッチ、ハサミ、カミソリ、針など
- ※所持する患者さんが自己管理できても、他の患者さんが誤って使用し事故につながる恐れがありますので、上記のものの持ち込みは固くお断りしています。
- ※病棟内の安全管理のため、入院時や外出・外泊からの帰院時にはお荷物の中身を確認させていただきます。ご理解とご協力をお願いします。
主治医の許可・確認が必要なもの
- ◎ 音楽プレイヤー類、ゲーム類、ドライヤーなどの電化製品
- ◎ メガネ、入れ歯、補聴器、杖
- ◎ 紙おむつ・尿取りパットなどの利用に関すること
- ◎ 他の病院・医院より処方されている薬剤、常用している市販薬
※持参されたものについては、ご本人で責任を持って管理していただきます。
入院中の過ごし方
初めての入院、再入院、あるいは症状によって入院中の過ごし方が違います。一般的には入院当初はお薬によって心と体を十分に休めます。少し元気が出てきたころから、病棟の日課に沿った生活を送っていただきます。
日中の過ごし方や入院中の決まりは、それぞれの病棟によって違いますが、一日中無為に過ごすのではなく、退院後の生活を考えながら、専門スタッフの指導のもと、作業療法や生活技能訓練または認知行動療法などを通して、病気の回復をお手伝いします。
作業療法
各病棟で作業療法士によるリハビリテーションを行っています。
作業療法のページへ
入院中の生活
洗濯について
病棟により方法が異なります。詳しくは病棟職員にお尋ねください。
- ◎ ご自分で洗濯される場合
病棟に設置されている洗濯機をご利用ください。
洗剤の管理は厳重にお願いします。不安な方は病棟職員にお申し出ください。
- ◎ 洗濯機利用時間
9:00~16:30
- ◎ 洗濯委託料金表
委託料金表は別途ご用意していますので、病棟職員にお問い合わせください。
電話について
病院に公衆電話が設置されています。早朝・深夜のご使用は、他の患者さんのご迷惑にならないようご配慮願います。携帯電話については、病院のルールを守ってご使用ください。「携帯電話使用許可願」の提出が必要となりますので、病棟職員にお申し出ください。
患者さん宛のお電話は、おつなぎすることができません。ご本人から折り返しお電話していただいていますのでご了承ください。
◎ 携帯電話使用時のルール
- 1. 原則自己管理となっています(紛失等については病院では責任を負いません)
- 2. 携帯電話の貸し借りは禁止しています
- 3. カメラ機能の使用は禁止しています
- 4. 食事・作業療法時・消灯後の使用はご遠慮いただいています(緊急時はその限りではありません)
- 5. 大きな声で話すなど、他の迷惑になる行為は避けてください
- 6. 病棟の指示に従い、所定の場所でご使用ください
※病状によっては使用を控えていただく場合もありますのでご了承ください。
郵便・宅配物について
- ◎ 郵便物
入院中に郵便をお出しになったり、お受け取りになることはご自由にできます。郵便をお出しになる方は、病棟職員に投函するようご依頼ください。開放病棟の方は病院入り口近くのポストをご利用ください。切手は売店で購入できます。
- ◎ 宅配便
宅配便の着払いはご遠慮ください。
- ※患者さんにお渡しする際、職員立会のもと患者さんご自身が開封され、危険物や持ち込みできないものがないか確認することをご了承ください。
- ※入院中の患者さん宛に郵便物を送る場合は、入院中の病棟名を書き添えるようお願いします。
記入例(A4病棟入院中の盛岡太郎さんへの場合)
〒020-0401 岩手県盛岡市手代森9-70-1
未来の風せいわ病院 A4病棟 盛岡 太郎 様
喫煙について
健康増進法の施行を受け、院内全館および敷地内において全面禁煙となっています。
禁止事項について
以下の事項を禁止していますのでご了承ください。
- ◎ お金の貸借、物品の売買や貸借
- ◎ 飲酒・賭け事
- ◎ 入院患者さんの自家用車、オートバイ(原付を含む)、自転車などの駐車・駐輪
外出・外泊
外出・外泊については、主治医の許可が必要です。希望される方は主治医もしくは病棟職員にお知らせください。
- ◎ 患者さんの安全確保のため、無断で外出・外泊は行わないようお願いします。
警察署へ保護要請する場合もあります。
- ◎ 病状によって外出・外泊できない場合や、希望される期間より短くなる場合もあることをご了承ください。
- ◎ 外出・外泊中の飲酒・車の運転はご遠慮ください。
- ◎ 外出・外泊の手続き・送迎は保護者の許可を得た方がお願いします。
- ◎ 外出・外泊の帰院の際の持参品で危険なものを持ち込まないようお願いします。
病棟職員が確認することをご了承ください。
- ◎ 外出・外泊中における事故は、本人もしくは保護者の責任となりますのでご了承ください。
- ◎ 急な外出・外泊の際は食事代を徴収させていただく場合がありますのでご了承ください。
入院中の他科受診について
- ◎ 入院中、体調の変化によっては、当院以外での医療機関において診察・検査など他科受診が必要となる場合があります。
- ◎ 送迎・付き添いは原則としてご家族の方にお願いしています。病状によって、または急を要する場合には病棟職員が付き添います。
- ◎ 入院中は、原則として他の病院・医院から薬をもらうことはできません。ご家族がかかりつけ医に薬をもらいに行くこともできません。詳細については、主治医・看護師にご相談ください。
入院中のご相談は
入院中や地域生活で
活用できる制度などのご案内
医療福祉相談室にて承ります。
医療福祉相談は担当の精神保健福祉士がご対応します。
入院を含む生活面でのご相談
看護部にて承ります。
看護師、精神保健福祉士がご対応します。
精神保健福祉法に関する
説明・手続き支援
医療福祉相談室にて承ります。
精神保健福祉法にて保障されている相談窓口のご相談