A3
急性期の患者さんを集中的に治療し、3か月以内の早期の社会復帰を目指しています。医師・看護師・精神保健福祉士・臨床心理士・作業療法士などの多職種で定期的にカンファレンスを行い、それぞれの患者さんに合った支援を行います。
患者さんは年齢層も幅広く高齢の患者さんも多く入院していますので、退院後の生活についても多職種で考え、その人らしい生活が送れるよう援助します。当病棟は閉鎖病棟ですが開放的で展望も良く快適でゆとりある環境を提供しています。スタッフも明るく大変良い雰囲気でいつも笑顔で患者さんやご家族に接しています。
A4
A6
急性期の段階を過ぎて病状の安定が図られているものの、退院に向けてのリハビリや退院支援の強化などの必要性が高い病棟です。そこで、当病棟では多職種でのカンファレンスを定期的に行い、患者さんの個性に応じた援助を行ない、看護師が中心となってきめ細かに対応することを目指しています。
患者さんの退院を妨げているものの情報共有を多職種で行い、効率的に専門職がアプローチすることで、できるだけ患者さんのニーズに沿った退院先を一緒に考えて支援していけるように努めています。
A5
病床数48床の救急病棟で、男女混合の病棟です。看護基準を高く設定し、看護師のほか看護補助者も配置しています。環境も快適に整備されており、個室が26床(保護室、観察室含む)、4床部屋が4部屋、3床部屋は2部屋となっています。
入院病棟のため様々な症状、様々な年齢層の患者さんを受け入れておりますが、患者さんがその人らしく早期に地域に戻れるよう、多職種と連携しています。
児童思春期の患者さんの増加に伴い、体を動かすことや人とのかかわり方を「鬼ごっこ」や「こどもSST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)」などを通して学んでほしいという思いで、少しずつ取り入れています。
C2
C2病棟は53床です。患者さんの平均年齢は70歳以上と高く、主に寝たきりの患者さんが療養されており、身の回りの介助を要する方がほとんどです。
当病棟では、大事にしていることが3つあります。
①患者さんとのコミュニケーション
看護師は患者さんとのコミュニケーションを大事にして、楽しく患者さんに接すること。作業療法では一緒に取り組み、笑顔になれるようにしています。
②ご家族とのつながり
患者さんとのコミュニケーションを大事にしていることが、ご家族とのつながりであると考えています。ご家族との連絡を密にし、療養生活中の様子をお知らせしたり、今後についてご一緒に考えたり、より良い方向に進んでいけるよう努力しています。
③明るい病棟作り
看護師間のコミュニケーションも良く、病棟はとても明るい雰囲気です。笑顔を絶やさず、楽しく仕事ができるよう心掛けています。スタッフの笑顔で患者さんやご家族の不安をやわらげ、安心して療養していただけるよう努めています。