こどもからお年よりまで、地域で暮らす全ての人たちが病気や障がいの有無にかかわらず「自分らしく」生きていけるために、「精神医療の専門家集団である私たちに何ができるのか」ということを常に自問自答しながら、私たちにできる最高の医療サービスを地域のみなさまに提供していきたいと考えています。
また、精神科病院という箱の中にとどまっている時代はすでに過去のものではないか、ということも考えています。私たちは医療という枠組みを越え、行政、教育、警察、司法機関、精神科および精神科以外の医療機関など地域の多くの関係機関と協力し、相互に補完し合いながら、一人でも多くの方の人生に関わりを持ち、その方の人生を支えていけたらと願っています。